看護部紹介Nursing Director

認定看護師

感染管理認定看護師  岩船 久子

病院には感染症にかかっている方、感染症にかかりやすい方が同時に存在する環境です。病院内で感染が広がるのを防ぐため、感染制御チームのメンバーとして活動しています。感染発生動向調査、感染対策実施状況の把握をして、指導や相談に対応しています。感染対策は職員全員で実践する必要がありますので、そのサポート役として連携をはかりながら、感染対策の推進をしています。

緩和ケア認定看護師  水川 忍

皆さんは「緩和ケア」にどのようなイメージをお持ちでしょうか?「がんの治療ができなくなったら受けるケア」「終末期になったら受けるケア」でしょうか?

そんなことはありません。緩和ケアとは、がんとわかった時から始まる患者さんとご家族の身体と心など様々なつらさを和らげるケアです。

当院には、医師・看護師・薬剤師・リハビリ・栄養士など多職種で構成されている緩和ケアチームがあり、その一員として活動しています。患者さん・ご家族がご自分らしく穏やかな充実した時間を過ごすことができるように、主治医や担当看護師とともにお手伝いしたいと思います。

乳がん認定看護師  清水 葉子

乳がん看護認定看護師として、多岐にわたる治療の選択へのサポートや、手術に伴う乳房の変形に対する補正具の紹介、療養上における相談や指導、リンパ浮腫予防のためのセルフケア指導などを行っています。乳がんは日本人女性の罹患率1位で職場や家庭の中で重要な役割を担う40~50歳が罹患のピークになっています。また、長い経過をたどることの多い病気のため、病気と上手に付き合っていくことが大切です。患者さんとともに乳がんについて考え、患者さん自身が納得しながら治療やケアを受けられるように少しでもお手伝いをしていきたいと思います。

がん化学療法看護認定看護師  横井 久枝

がん化学療法看護というのは、抗がん剤治療を受ける患者さんが安心して治療を受けられるように支援していくのが役割 です。治療する必要性と日常生活で注意点や費用など、患者さんの普段の生活に視点をあて、その患者さんにあった説明を することを心がけています。当院では20床の外来化学療法室があり、多くの患者さんが通院で治療を行っております。 今後は外来で治療を行う患者さんがさらに増えると想定されます。患者さんに快適な環境を提供し、安全・安心・確実な 化学療法看護が実践できるようにチームで取り組んでいきたいと考えています。

糖尿病看護認定看護師  尾高 泉

糖尿病は生涯にわたり付き合っていく病気です。糖尿病看護では、糖尿病を持つ人を「患者さん」ではなく「糖尿病をもちながら社会や家族の一員として生活している人」と捉えて、病気や合併症の悪化を防ぐとともに、その人らしく健やかな生活が継続できるよう支援していきます。現在、糖尿病看護認定看護師として、代謝科外来での療養支援、透析予防指導ではインスリン自己注射や血糖自己測定の手技指導、血糖管理や合併症の進行予防の為の療養生活が送れるように、医師や管理栄養士とカンファレンスを行いながら一人一人に合わせた支援をしています。

皮膚・排泄ケア認定看護師  宮崎 由夏

皮膚・排泄ケア認定看護師の活動は、褥瘡を含む創傷、ストーマ、失禁の3分野において専門的な知識・技術を用いた看護を提供させていただきます。スキンケアや排泄ケアは日常的に行われるものであり、看護の基本だと考えています。専門的なケアを患者さんに提供し、より良い生活を過ごしていただけるように、医師・看護師そしてさまざまな医療従事者と協力して活動しています。また、褥瘡対策チームの一員として褥瘡回診を行い、発生率の低下を目指し、他職種と連携を図りながら最善のケアが提供できるよう努めています。ストーマ外来では、患者さん・ご家族が安心して過ごせるよう、どんなことでも相談できる外来を目指して行きたいと思います。

集中ケア認定看護師  工藤 利恵

こんにちは、工藤利恵です。集中ケア認定看護師は、生命の危機的状況におかれた患者さんに対して適切な身体評価を行うことで異常の早期発見に努め、心身が回復過程をたどれるように日常生活援助を行います。
急性期の治療が必要な患者さんとご家族がその方らしく生活できるよう多職種と協働し、抱えている不安や悩みが解決できるようにお手伝いします。

集中ケア認定看護師  鴇田 麻衣子

集中ケア認定看護師は様々な侵襲により生命の危機的状況にある患者さんに対して、重症化の回避や二次的合併症を予防するための看護ケアの実践をしています。
ICU内だけではなく、一般病棟の術後や呼吸器を装着した患者さんの早期離床や呼吸器管理に関するアドバイスをスタッフに行なっています。実践を通して侵襲期の看護の質の向上に努めています。