■ 千葉脊椎外科センターのご案内

診療のご案内

 千葉県済生会習志野病院では、2008年4月から整形外科医師が増員され、千葉関節外科センターが開設されましたが、同年6月よりかねてから準備中であった千葉脊椎外科センターも開設の運びとなりました。
対象疾患は首(頚部)から腰までの背骨を中心とする疾患で、頚部痛や四肢のしびれ、麻痺を伴う頚椎症や頚椎後縦靱帯骨化症、腰痛や坐骨神経痛などの原因となる腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、変形性脊椎症、小児の腰痛や脊柱変形の原因である腰椎分離症や脊柱側弯症、さらに診断に難渋する脊椎炎や脊椎腫瘍、脊髄腫瘍など多岐にわたっています。
これらの疾患に対し、レントゲン検査だけでなく、脊髄造影、MRI、CT、骨シンチ、骨生検、筋電図検査など詳細かつ最新の検査を行い、その結果をもとに患者さんと相談して患者さんの希望に応じた最適な治療を実施しています。保存治療を行う場合は、硬膜外ブロック、神経根ブロック、椎間関節ブロックなどのブロック治療や、本人の体型に応じて各種コルセットや側弯症矯正装具などを作成する装具治療を行っています。手術治療を行う場合は、原則として術前からリハビリ訓練を実施し、あらかじめ手術により多量の出血が予想される場合は、術前に自己血貯血を行い、従来の同種血輸血を最小限に抑えています。
手術内容ですが、従来からの脊髄神経除圧術や自家骨固定術だけでなく最新のインスツルメンテーションを駆使した固定術や矯正術も併用し、さらに難易度の高い脊柱側弯症をはじめとした脊柱変形の治療も行っています。また患者さんが希望される場合には、内視鏡や顕微鏡を用いた最小侵襲手術も可能です。脊椎の手術は神経合併症を起こす危険性があるため、脊髄誘発電位モニタ-や脊髄超音波検査さらに顕微鏡手術を手術中併用することによって、その頻度を最小限に抑えています。

スタッフの紹介

鳥飼 英久  (トリカイ ヒデヒサ)  センター長

【主な経歴】
昭和63年千葉大学卒 / 平成7年千葉大学大学院卒
【資 格】
医学博士
日本整形外科学会専門医
日本整形外科脊椎脊髄病認定医
日本整形外科学会リウマチ認定医
日本整形外科学会スポーツ認定医
日本整形外科リハビリテーション医
日本脊椎脊髄病学会会員
脊椎脊髄外科指導医
【コメント】
平成11年にフランス Grenoble、Bordeaux、Nice 各大学病院に留学しました。専門分野は脊椎外科、末梢神経、脊髄モニタリング、電気生理です。脊髄、神経の機能と形態の両面から総合的に診断し治療にあたっています。

井上 雅俊  (イノウエ マサトシ)  医長

【主な経歴】
平成3年日本医科大学卒 / 平成9年千葉大学大学院卒
【資 格】
医学博士
日本整形外科学会専門医
臨床研修指導医
脊椎脊髄外科指導医
日本整形外科脊椎脊髄病認定医
日本脊椎脊髄病学会会員
日本側弯症学会会員
日本インスツルメンテーション学会会員
SCOLIOSIS RESEARCH SOCIETY (国際側弯症学会)会員
【コメント】
平成3年に千葉大学整形外科入局後、栃木県上都賀総合病院、千葉県がんセンター、国立千葉東病院、八街総合病院などの関連病院に勤務し、平成19年から済生会習志野病院勤務になりました。脊柱変形の原因解明とその治療をテーマに平成5年から現在まで千葉大学附属病院で側弯症外来を行い、平成18年からは千葉県こども病院・平成22年度からは亀田総合病院でも側弯症外来を行っています。現在まで300例以上の脊柱側弯症手術に携わってきました。平成15年には厚生労働省精神、神経疾患研究班の一員として筋ジストロフイーにおける脊柱変形の治療にも従事しています。その他腰椎変性疾患や化膿性脊椎炎、カリエスなどの脊椎炎、脊椎腫瘍も専門として治療を行っています。

藤本 和輝  (フジモト カズキ)  医師

【主な経歴】
 平成18年日本医科大学卒 / 平成28年千葉大学大学院卒
【資 格】
医学博士
日本整形外科学会専門医
日本整形外科脊椎脊髄病認定医
日本骨粗鬆症学会認定医

日本体育協会公認スポーツドクター

【コメント】
平成20年に千葉大学整形外科入局後、柏市立柏病院、沼津市立病院、沼津市立病院、鹿島労災病院、千葉労災病院などの関連病院に勤務し整形外科医として研鑽を積みました。その後3年間大学病院で臨床および骨粗鬆症と近年注目されている加齢性筋減少(サルコペニア)の研究に携わり、平成29年4月から済生会習志野病院に勤務となりました。これまでの経験を元に患者さんの診療に当たっていきたいと思います。

鈴木 雅博 (スズキ マサヒロ)  医師

【主な経歴】
 
【資 格】
 

外来診療担当表