■ 診療サポート部門のご案内

生理機能検査科のご案内

 生理機能検査科では、超音波検査と心電図検査など、臨床検査技師が患者さんに直接触れ、検査をおこなっています。外来業務の前に8:00から健診業務をおこなっています。
 受付業務では各検査へのご案内・説明をしています。待ち時間が短縮されるよう、予約制などの工夫もおこなっています。
 検査では、検査結果を正確かつ迅速に臨床側に伝えられるよう、各検査専用のシステムを設置し、管理をおこない電子カルテとオンラインさせています。
 検査技師はすべての検査に携り、受付業務やエコー助手もおこないいます。
受付

 

スタッフのご紹介

検査技師:5名(日本超音波医学会認定 超音波検査士 3名)
クラーク:2名 (受付スタッフ・エコー助手)

 

検査内容について

超音波検査

 超音波検査は放射線などの被曝がなく、何度でもできる検査です。
予約検査以外に、病棟のポータブルや緊急検査にも全て対応しています。
生理機能検査科内での超音波機器は3DUS、RVS、Elastograthy、Strain、eTRACKING、FMD、TDI、等の機能搭載している機器で、下記の検査をおこなっています。

心臓  

 心臓の大きさや壁の動き、弁の状態や血流などを見ています。
虚血性心疾患、先天性心疾患や細菌などによる構造物など調べます。

腹部(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、婦人科系、前立腺、陰嚢)

 消化器だけでなく、婦人科系や泌尿器科系の超音波検査もおこなっています。
各臓器の大きさや、腫瘍などの有無を調べます。

体表(乳腺、甲状腺、耳下腺、顎下腺、関節、皮下腫瘤、リンパ節)

 乳腺のしこりや痛みなどに対して検査し、腫瘍などの有無を調べます。
その他、甲状腺やリウマチの関節エコーを多くおこなっています。

血管(下肢静脈、下肢動脈、頚動脈、その他血管)

 下肢の血管では血管状態や血栓の有無を、頸動脈では血管の壁の厚さや 狭窄などを調べています。

その他

 経食道エコー、造影超音波、細胞診、組織診、PTGBD(経皮経肝ドレナージ)、 PEIT(経皮エタノール注入療法)、RFA(ラジオ波焼却術) など

 

       
               

循環器生理

12誘導心電図検査、運動負荷試験   

 安静時の12誘導心電図をはじめ、マスター負荷試験、トレッドミル負荷試験、エルゴメーター負荷試験など、運動負荷試験もおこなっています。虚血性心疾患や不整脈の発見などに役立つ検査です。病棟検査もおこなっています。

検査時間は10~30分程度です。  
24時間・イベントホルター心電図検査、24時間血圧測定検査(ABPM)

 24時間の心電図や血圧を記録し、異常が無いかを調べる検査です。小型の機器を患者さんに装着し、1日を過ごしていただきます。検査時間は24時間ですが、イベントホルター検査では最大5日間の波形記録ができます。

   
ペースメーカーチェック 

 ペースメーカー植え込み後の管理検査をおこなっています。設定された動作がうまく作動しているか、新たな不整脈は出ていないか、機械の状態などをチェックしています。

検査時間は10分程度です。   
血圧脈波検査(ABI/PWV)、皮膚灌流圧検査(SPP)

 血圧脈波検査(ABI/PWV)は、上腕と足首の血圧測定結果より、動脈硬化の度合いを調べます。

毛細血管の状態を調べられる皮膚灌流圧検査(SPP)も取り入れました。

検査時間は10~30分程度です。  

呼吸器生理

肺活量、努力性肺活量、気道可逆性試験、精密肺機能検査  

 肺の大きさや弾力、換気機能、気道の異常などを調べる検査です。

ガスを用いて肺の換気機能を調べる精密肺機能検査、薬を用いて気道の異常を調べる気道可逆性試験などもおこなっています。

検査時間は10~30分程度です。  
終夜睡眠ポリグラフ(PSG)、携帯型睡眠時無呼吸検査(SpO2)、時間内歩行試験

 睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査(SpO₂)、睡眠時の呼吸状態等を精密に調べられる終夜睡眠ポリグラフ(PSG)、歩行時の酸素濃度を調べる時間内歩行試験などもおこなっています。

SpO₂の検査は患者さんに機械を持ち帰っていただき、検査をおこないます。

PSG検査は1泊入院し、おこないます。

時間内歩行試験の検査時間は30分程度です。  

神経生理

脳波検査  

 頭に約20個の電極を装着し、脳から出る微小な電位を波形として記録します。

てんかんや意識障害の診断に役立ちます。痛みを伴わない検査です。予約検査だけでなく、緊急や病棟検査にも対応しています。

検査時間は1時間程度です。  
筋電図検査

 弱い電気で神経を刺激し、刺激の伝導速度を調べます。

手根管症候群や糖尿病の神経障害の診断に役立ちます。痛みを伴う検査です。

針筋電図では医師の介助をおこなっています。

予約検査だけでなく、緊急や病棟検査にも対応しています。

検査時間は30~45分程度です。  
聴覚脳幹誘発電位検査(ABR、AABR)  

 聴覚に刺激を受けたときに音が聞こえているかの反応を検査できます。
反応がどこで障害されているかを調べられる他に、新生児の聴覚検査や脳死の判定に役立ちます。

検査時間は10~30分程度です。  

その他

尿素呼気試験  

 胃がん、胃潰瘍の原因となるピロリ菌の検査です。呼気で判定できる簡易な検査です。

検査時間は20分程度です。  
聴力検査 

 オージオメーターを用い、聴力レベルを調べる検査です。

聴力障害の有無を調べています。

小児の聴力検査もおこなっています。

検査時間は5分程度です。  
眼底検査、眼圧検査 

 眼底検査では血管の状態などを観察し、白内障や動脈硬化の早期発見ができます。眼圧検査では眼球内圧を測定し、緑内障や網膜剥離等の診断に役立ちます。

検査時間は5分程度です。  
骨密度検査

 超音波を用い、足首の骨密度を測定します。
骨粗鬆症の早期発見検査です。

老化による骨量低下以外に、女性では閉経後、ホルモンバランスが乱れ、骨密度減少のリスクが高くなります。

検査時間は5分程度です。  

 

検査件数

検査分類 検査項目 2016年
外来・入院
健診
超音波検査 心臓、腹部、体表、血管 16,335 4,562
循環器生理 12誘導心電図検査 14,909 4,220
マスター心電図検査 1,309  
トレッドミル運動負荷試験検査 162  
エルゴメーター検査 106  
ペースメーカーチェック 737  
24時間ホルター検査 375  
イベントホルター検査 10  
血圧脈波検査(ABI/PWV) 259 145
24時間血圧測定検査(ABPM) 10  
呼吸器生理 肺機能検査 2,099 2,303
気道可逆性試験 119  
精密肺機能検査 142  
睡眠時無呼吸症候群検査(PSG) 21  
終夜酸素飽和度検査 71  
時間内歩行試験 36  
神経生理 筋電図 155  
脳波 260  
その他 尿素呼気試験 100  
眼底検査   2,559
眼圧検査   2,219
聴力検査   3,917
骨密度検査   1,039